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  Days of Liris

2005/08/08

ポジティブフィードバック

Tag: dev
ナレッジマネージメントやGoogle君、Amazonのリコメンデーションなどを使っていると、最近はポジティブフィードバックがかかりやすいような気がします。ある考えや思想(ちなみに技術的なお話と沖縄のお話です)について調べていると、それに類似したものは見付かりやすく、情報が偏ってくるように感じます。確かに便利なんで、心地よいのですが。つまり、情報がクラスタリング化されていっているような感じです。最初にAmazonのリコメンデーションを触った時は、とても便利でした。あることに関して読んでおいた方がいい本や、おそらく自分と似たような傾向がある人が読んだ本がリストされて、ますます、詳しくなります。便利な半面、なんとなく釈然としないものがありました。似たようなシステムはAmazon以外にもいろいろあって、なんのなのか漠然としましたが、数ヵ月前からナレッジマネージメントやらリコメンデーションのお仕事があって、その漠然としたものの正体がわかりました。

それじゃ、世の中の流れにさからって、情報のクラスタリングを壊すような、エントロピーを増大させるようなシステムができないか、考え始めました。単なる天邪鬼かもしれません。例えば、右について調べているとき、右に関する情報をリコメンドしますが、それと一緒に左に関する情報もリコメンドできないかなと言うものです。共有ブックマークでもタグ(昔のいい方ではカテゴリ)としては右に関する情報は右というタグがつきます(つけます)。左に関する情報は左というタグです。リコメンドとしては、通常は、右に関するものに対しては、右というタグがついているものから適当なベクトル計算をして、右に関する情報を列挙すればよい訳です。でも、右に関する情報のリコメンドとして、左に対する情報もリストしようとすると、右と左というタグに関する関係をシステムが知っている必要があります。結局、この関係を保持する辞書をメンテナンスする必要がでてきます。でも、右と左ならまだしも、例えば、「EJB」というタグがあって、それの反対として、「Spring」とかいうのを提示するのはよいとして、ここにさらに「Zope3」とかいろいろ出したりするのは難しいです。ユーザの保持するリストからこれらの関係や重み付けを変えることができるかもしれませんが、例えば、Zope3なんて情報を集めてくる人は、奇特な人なので関係性が弱くなったり、軽い比重になるかもれません。なかなか、クラスタリングされた情報を壊すのは難しいです。(何か、訳が分からなくなってきたぞ!)
僕は、ある情報を調べるとき、その反対の意見も調べようとしますが(天邪鬼だから)、簡単にそれができないかなーというだけかもしれません。もしくは、みんなJava一辺倒だから、Javaの世界の人にもっと別の世界を見せたいだけなのかもしれません。
もっと言えば、今作ろうとしているものに、ちょっとした味付けをしてみたいだけなんですけどね。